第五十号

広告のない、読むための新聞。
要点は文字で、全体像は一枚の絵で。

絵解き新聞

本紙は、ニュースをもう一度「公共財」に戻す試みの練習台である。クリックを稼ぐ見出しも、広告も置かない。公開されたニュースから要点だけを選び、出典を明示し、記事ごとに一枚の「絵とき」(グラフィック・レコード)を添えて淡々と伝える。読み終えるのに十分、五分。

一面・政治

立民、中道改革連合・公明との合流せず 3党関係は出方が焦点に

立憲民主党 合流せず 週明けに党首会談 3党関係は? 中道改革連合・公明の出方焦点
絵とき

立憲民主党は、中道改革連合および公明党との合流をしない方針を両党に伝えた。週明けには改めて党首会談を開き、今後の連携のあり方を協議する見通しだ。

立民が合流を見送ったことで、3党の関係は中道改革連合と公明党がどのような対応を取るかが焦点となる。連携の継続を探るのか、距離を置くのか、両党の出方次第で政界の勢力図に影響が及ぶ可能性がある。

出典: NHK

経済

日経平均、28日は値上がり 米半導体の好決算で国内株にも買い

日経平均 値上がり 米半導体 好決算 国内半導体株にも買い波及
絵とき

28日の東京株式市場で日経平均株価は値上がりした。前日発表された米半導体大手の決算が好調と受け止められ、国内の半導体関連銘柄にも買い注文が広がった。

出典: NHK

円、160円台に下落 日米協調介入後で初の水準

¥ 1ドル=160円台 協調介入後で初 米金利上昇でドル高
絵とき

外国為替市場で円相場は対ドルで一時160円台前半まで下落した。日米が協調して為替介入に踏み切った7月末以降、初めて160円台をつけた水準となる。米FRB議長が講演で早期利上げに前向きな姿勢を示したと受け止められ、米金利上昇とドル買いが強まった。

出典: 日本経済新聞

国際

プーチン氏にNATO攻撃の意思なし トランプ氏、臆測を否定

露 NATO攻撃なし トランプ氏が臆測を否定 CIA長官の訪ロは通常業務
絵とき

トランプ米大統領は、プーチン露大統領に北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃する意図はないと述べ、ロシアが限定的な軍事行動でNATOの結束を試すのではとの臆測を否定した。ラトクリフ米中央情報局(CIA)長官が25日にロシアを訪問したことについても「通常の業務」だと説明した。

出典: 時事ドットコム

社会・くらし

福井県に大雨特別警報 福井・大野・勝山の3市、氾濫や浸水も

レベル5 福井・大野・勝山 3市に特別警報 氾濫・浸水すでに発生
絵とき

気象庁は30日未明、前線と湿った空気の影響で記録的な大雨となった福井県の福井市、大野市、勝山市の3市に大雨特別警報を発表した。すでに川の氾濫や浸水が発生しており、気象庁や自治体は最大級の警戒を呼びかけている。

出典: NHK

待機児童2435人、9年ぶり増 東京は無償化で3.3倍に

2,435人 待機児童 9年ぶり増 東京 3.3倍 無償化で申込急増 待機ゼロの自治体は89%
絵とき

こども家庭庁は28日、2026年4月1日時点の待機児童数が2435人だったと発表した。前年より181人多く、9年ぶりの増加となる。東京都は前年の339人から1113人へと3.3倍に増え、全国の約半数を占めた。都が2025年9月に0〜2歳の第1子も保育料を無償化したことで、申込みが想定を上回ったとみられる。一方、待機児童ゼロの自治体は全体の89.1%にのぼる。

出典: 日本経済新聞

科学・技術

人とAIが組む「ペア碁」大会 新たなeスポーツを目指す

人とAIが「ペア碁」 新たなeスポーツへ 決勝大会は東京・目黒
絵とき

人とAIがペアを組んで対局する「ペア碁」の初めての大会が29日、東京・目黒で開かれた。日本ペア碁協会の主催で、引退表明済みの芝野虎丸二冠らプロ棋士がAIと組んで決勝を戦った。新たなeスポーツとしての確立を目指す試みだという。

出典: NHK

運動

錦織、現役最後の四大大会で予選敗退 八村塁は29点でW杯予選勝利に貢献

錦織、予選敗退 最後の四大大会 29点 八村塁、快勝に貢献
絵とき

今シーズン限りでの引退を表明している錦織圭は、全米オープン男子シングルス予選3回戦で20歳の坂本怜に敗れ、現役最後の四大大会での本戦出場はならなかった。バスケットボール男子日本代表はワールドカップ・アジア2次予選の初戦、アウェーのサウジアラビア戦で106対78と快勝。復帰した八村塁が両チーム最多の29得点を挙げた。

出典: NHK / NHK

余 白

東京都で保育料の第1子無償化が始まって1年、待機児童は前年の3倍近くに増えた。制度が「使われる」ようになった証しでもあるが、「想定を上回る申込み」という言葉には、政策の効果を見積もることの難しさがにじむ▼一方で全国の約9割の自治体はすでに待機児童ゼロだ。都市部の一部地域に希望が集中し、地方では定員割れが進む。同じ「子育て支援」という看板の下で、必要とされているのは正反対の対策——都市部では受け皿の増設、地方では良質な保育の維持——だという構図が改めて浮かぶ▼無償化は「入れるかどうか」を左右する強い政策手段だが、需要を掘り起こす力があるぶん、供給側の設計まで一体で描かないと、恩恵よりも待機の列を伸ばす結果にもなりかねない。数字の増減だけでなく、誰がどこで困っているかを見る解像度が、これからの子育て政策には問われている。

出典: 日本経済新聞 / 時事ドットコム

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