第八号

広告のない、読むための新聞。
要点は文字で、全体像は一枚の絵で。

絵解き新聞

本紙は、ニュースをもう一度「公共財」に戻す試みの練習台である。クリックを稼ぐ見出しも、広告も置かない。公開されたニュースから要点だけを選び、出典を明示し、記事ごとに一枚の「絵とき」(グラフィック・レコード)を添えて淡々と伝える。読み終えるのに十分、五分。

一面・政治

国会、会期を8日間延長し25日まで 副首都法案の成立へ攻防

+8日 会期25日まで 17日議決・延長 7/25 会期末 副首都法案が焦点 皇室典範改正 17日成立・養子も継承 副首都法案が焦点⚡
絵とき

衆院は17日の本会議で、特別国会の会期を8日間延長し7月25日までとすることを賛成多数で議決した。皇族数確保に向けた改正皇室典範は同日までに成立し、養子として皇族に迎えられた男性の子孫にも継承権を認める内容となった。制定から79年で初めての改正となる。

延長の狙いは、自民・維新の連立合意に基づく「副首都」創設法案の成立にある。与党は24日の成立をめざすが、参院では賛同するチームみらいを加えても過半数に2議席届かず、攻防が続く見通しだ。

出典: NHK / 日本経済新聞

経済

日経平均、一時4100円超急落 下げ幅は歴代3位

4100円安 下げ幅 歴代3位 終値6万4141円 前日比2694円安(4%) AI・半導体に 売り集中
絵とき

17日の東京株式市場で日経平均株価は取引時間中に一時4100円を超える下げとなり、下落幅は過去3番目の大きさとなった。終値は前日比2694円安の6万4141円。値上がりをけん引してきたAI・半導体関連株に売りが集中し、主力銘柄が値崩れした。

急激な株高への高値警戒感に加え、AI関連の成長期待が行き過ぎているとの見方が広がったことが引き金になったとみられる。週明け以降の値動きが焦点となる。

出典: NHK / 日本経済新聞

円、162円台で伸び悩み 日銀は30・31日に会合

¥ 1ドル=162円台 年内165円予想も 0.5% 1.0% 現行水準 日銀 7/30-31
絵とき

円相場は1ドル=162円台での取引が続く。片山さつき財務相による口先介入も効果は限定的で、原油高や財政懸念を背景に市場では年内165円台まで円安が進むとの予想も出ている。

日銀は7月30・31日に金融政策決定会合を開き、政策判断を示す見通し。円安の長期化は輸入物価を通じて家計の負担を高める要因になっている。

出典: 日本経済新聞・為替 / 日本銀行

国際

米、イランへ7日連続攻撃 覚書は形がい化、情勢悪化の懸念

7日 連続攻撃 覚書は形がい化 合意が機能せず 全面攻勢の段階も⚠
絵とき

米軍はイランに対する攻撃を7日連続で行った。イラン側は「攻撃が続けば全面的な攻勢の段階に入る」と米国を強くけん制しており、先月署名された合意(覚書)は事実上形がい化しているとみられる。事態のさらなる悪化が懸念されている。

出典: NHK国際

社会・くらし

栃木・群馬で記録的大雨 足利市で住宅倒壊、避難指示は解除

記録的大雨 足利市で住宅倒壊 60代夫婦と連絡取れず 避難指示は解除
絵とき

17日夜から18日未明にかけて栃木・群馬両県で記録的な大雨となり、浸水や土砂災害が相次いだ。栃木県足利市では住宅に土砂が流れ込んで建物が倒壊し、住んでいた60代の夫婦と連絡が取れない状態が続いた。旗川の氾濫のおそれから出されていた「緊急安全確保」は、水位の低下を受けて全て解除された。

出典: NHK / NHK

西日本中心に猛烈な暑さ 熱中症警戒アラート相次ぐ

猛暑 熱中症警戒アラート 西日本中心に危険な暑さ こまめな水分補給を
絵とき

西日本を中心に危険な暑さが続いており、山口県などに熱中症警戒アラートが発表された。気象台や環境省は不要な外出を控え、こまめな水分補給など熱中症対策の徹底を呼びかけている。

出典: NHK

科学・技術

国産AI新会社「ノエトラ」、エヌビディア新システム導入へ

ノエトラ エヌビディア新システム フィジカルAI ロボットを自律制御 国産AI開発を強化
絵とき

国産の人工知能開発をめざす新会社「ノエトラ」は、米エヌビディアの最新半導体を搭載した次世代システムを導入すると発表した。ロボットなどを自律的に動かす「フィジカルAI」分野の開発を加速させる狙いがある。

出典: NHK

運動

佐々木朗希、後半戦発進も白星届かず 大谷は復帰戦で無安打

6回途中1失点 白星つかず 無安打 大谷は後半戦初戦
絵とき

ドジャースの佐々木朗希は17日(日本時間18日)のヤンキース戦に先発し、6回途中1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず勝敗はつかなかった。後半戦初戦で打者として出場した大谷翔平は無安打に終わった。

出典: NHK

余 白

AIが牽引してきた株高が、17日には一日で数千円規模の急落に転じた。値上がりを支えてきたのと同じ「AIへの期待」が行き過ぎではないかという疑念に変わった途端、売りが売りを呼ぶ展開になったという▼値動きの大きさそのものより、判断材料が一夜で反転する速さに目が向く。熱狂の渦中では強気の見立ても、熱狂が去った途端に「行き過ぎの調整」として語り直される。振れ幅の大きい相場に日々一喜一憂しても仕方がないが、値動きの理由づけが後追いで作られていく様子は、ニュースの読み方そのものへの注意を促してくれる▼数字の上下だけでなく、「なぜ」の説明がどれだけ後付けかを、頭の片隅に置いておきたい。

参照: 日本経済新聞 / NHK

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